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自分と向き合うヒント

夫が不倫している時の自分との付き合い方

夫への怒り

「怒りは自分を守るサイン」だから嫌わないでほしいと思う。
嫌っておしこめる必要はないけど、だからといって怒りにまかせて夫に暴言を吐いたり暴力を振るったりしていいことにはなりません。
怒りを感じた時には”夫にひどいことを言われたのだから怒るのも当然だよね”と自分で受けとめてあげられると怒りがおさまってきます。
対処法としては、一旦その場を離れることです。カーッとなっているのを一人になって落ち着くまで待ちます。
ここで怒ってはいけないと思ってしまうと、怒りは蓄積されて我慢できなくなっていつか爆発してしまいます。
怒る自分を嫌っている人は、怒ってはいけないと思っているので常に怒りの器がいっぱいです。だから、ちょっとしたことで怒って夫に酷いことを言ってしまい自己嫌悪になり、ますます怒る自分を嫌いになるループに入ってしまっているのです。
夫にひどいことを言われたら悲しくなってムカついて当然です。
夫の攻撃に対して自分を守るために出てきた大切な感情なのだから、自分の大切なものを守るために怒っているのだと感じてあげくださいね。
落ち着いてから一言「その言葉はとても傷つくからやめて」と伝えてもいいし、話し合いをするのもいいでしょう。
こうやって自分を守るために怒りというサインがあるのならば、自分にもあるように夫にもあるということです。
夫にも罪悪感に苛まれて触れられたくない気持ちがあります。そんな時怒りで防衛しているのかもしれません。
人間とはそういうものです。完璧な人などいません。
なぜ夫はあんなことを言ったの?と考えるよりも自分の気持ちを切り替えることに力を注いでください。

例えば
・大好きなアーティストの曲を聞く
歌ってスッキリする人もいれば泣いてスッキリ人もいます
・好きな香りをまとう
香水で気分を高める人いればやアロマキャンドルで落ち着かせる人もいます
・好きな食べ物を食べて幸せな気持ちになる
・寝て忘れる などなど
自分に合うものを見つけておくといいですよ。

自分の味方は自分

夫の不倫の原因を探るうちに、自分が悪かったのかも、、自分にもダメなところがあったのかも、、などと思うことがあるでしょう。
だからダメなところを直したら夫は帰ってきてくれるかもしれない。
そう思って、あそこも直そうここも直そうと考えすぎるのは、自分はダメなところばかりと突き付けているのと同じです。
そうやって自分を攻撃するのをやめるために「ダメでもいい」と自分に言ってあげてください。
自分にはダメなところもあるとそのままの自分にOKを出しましょう。
今のそのままの自分をよしよしと受け入れられるようになると自然と無理をせずに自分の課題に取り組める力が出てきます。
そうするとこの問題が起きたのは自分が成長するためだったのかもしれないと考え方が変わってきます。
そうしたら、じっくり自分と向き合ってみるといいのです。
どんな時も自分が自分の一番の味方でいてあげてください。
心に寄り添いうまくいかなかったらがっかりするよねと安心させてあげましょう。
そして、よくここまでがんばってきたねと一生懸命に取り組んできたこれまでの頑張りを認めてあげましょうよ。

それが小さな自信へとつながっていきます。